饅頭と家康と白蓮

晴天続きの梅雨の日曜日(6/18)ふらりと奈良に出ました。
近鉄奈良駅近くの、やすらぎの道から参道が始まる漢國神社
(かんごうじんじゃ)という神社があります。

漢國神社1


境内に入ってすぐ左には源九郎稲荷神社が祀られ、
大和郡山にもある神社と同じかな。
葵神社と呼ばれる徳川家所縁の神社も祀られています。
徳川家との関係も書かれています。
境内では早くも「萩」の花?が咲いていました。

漢國神社2


その境内の一角に林神社(りんじんじゃ)と読ばれる
小さな社が祀られています。
南北朝時代に中国杭州から渡来した林浄因(リンジョンイン)
という人を祀っています。日本で最初にあんこの入った饅頭を
作った人で、この神社すぐ近くに住んでいたということです。
天皇に献上すると饅頭を気にいられ、林浄因は宮女を賜った
とされています。その結婚式に紅白の饅頭を作り各所に配り、
子孫繁栄を願いその一組を埋めたとされるのがこの「饅頭塚」
といわれます。 めでたい時には紅白の饅頭を配る風習は
こんなところから来ているようです。
そして林浄因の命日が4月19日だったということで、全国の
菓子製造業者に呼びかけて始まったのが、「饅頭祭」です。
全国から和菓子関連会社関係者が訪れます。
林浄因の子孫にあたる和菓子屋さんも参加されるようです。

林神社


漢國神社周辺は現在漢國町と呼ばれる地名です。
神社近く油阪に向かうと「山の寺・念佛寺」があります。
大坂冬の陣の折、真田幸村の軍に追われ徳川家康が敗走し
この地で匿われたことを天下統一後に御礼としてこの地を
保護したとされる地域で社寺が多くあり、そのひとつです。

山の寺


開化天皇陵のほぼ隣に西照寺というお寺があります。
紫雲山家康院と称し、徳川家康公の墓碑があり驚きです。
奈良の昔話「家康と桶屋」で地域では前述の伝承が残り
家康の墓と知られますが供養塔でしょうね。
また横に並んで春日大社巫女の百萬という女性の供養塔
があります。親子物語で観阿弥の能楽にも仕立てられ有名
になったということです。

西照寺


漢國神社(林神社)・念佛寺・西照寺を巡るなかで梅雨の花
アジサイを多く見ました。空梅雨ぎみですが奇麗な季節です。

アジサイ


最後に淨教寺に立ち寄りました。
枝垂れ桜と樹齢300年のソテツが印象的なお寺です。
改装なった本堂前に白い蓮花が咲いていました。
蓮は7月と思っていましたからこれも驚きです。
沙羅双樹の白い花も一輪確認出来ました。

淨教寺


近鉄奈良駅周辺の狭い範囲での散策でしたが有名処
ではなかったので、久しぶりにゆったり気分で歩きました。
表通りに戻ったら相変わらず観光客で大混雑でしたね。
まぁ、マニアックな感もありますがこんなコースもたまには
楽しからずやですね。

では、また!  



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